寺宝の紹介

仏像 十一面観世音菩薩像 観音菩薩の変化身(へんげしん)の1つであり、六観音の1つでもある。玄奘訳の「十一面神咒心経」にその像容が明らかにされている通り、本体の顔以外に10または11の顔を持つ菩薩である。
日光菩薩像 日光菩薩(にっこうぼさつ)は日光遍照菩薩とも呼ばれ、太陽の如く光を照らして無明の闇を消すといわれる。
月光菩薩像 月光菩薩(がっこうぼさつ)は月光遍照菩薩とも呼ばれ、月の光のようなやさしい慈しみの心で煩悩を消すといわれる。
古笈(二基) 笈(おい)は、修験者が法具,仏像,経文,衣類などを納めて背負い歩く箱。
お位牌 虎御前のお位牌 富士の巻狩りの際に起こった曾我兄弟の仇討ちを描いた『曽我物語』で、この物語を色づけ深みを持たせる役割をしている。『吾妻鏡』にも出てくることから実在した女性とされる。
少将御前のお位牌

『曽我物語』に登場する手越少将。

虎御前の妹を思われる。

擦り袈裟木版 お袈裟の功徳と曽我兄弟にまつわる物語が彫られている木版である。